心理学用語

デフォルト効果とは、人間が選択肢を目の前にされたとき、デフォルト値(初期値)をそのまま受け入れてしまう傾向のこと。デフォルト効果は、人間の認知バイアスの一種であり、意思決定に大きな影響を与える。

デフォルト効果が起こる理由は、いくつか考えられます。まず、デフォルト値は、人間が自分で選択する必要がないため、思考を省くことができます。また、デフォルト値は、多くの場合、専門家や権威者によって設定されているため、信頼性が高いとみなされます。さらに、デフォルト値は、変更するには手間がかかるため、そのまま受け入れてしまう人も少なくありません。

デフォルト効果は、さまざまな場面で観察されています。例えば、自動的に加入される保険や、デフォルトでオフになっている機能、デフォルトで同意されている規約などです。これらの場合、デフォルト値を変更しない限り、人は何も行動を起こさず、デフォルト値のままで継続してしまうのです。

デフォルト効果は、企業や政府が人々の行動を促進する際に活用されることもあります。例えば、寄付を促進するために、デフォルトで寄付金額を設定したり、節電を促進するために、デフォルトで節電モードを設定したりといった方法です。デフォルト効果をうまく活用することで、人々の行動をより効果的に変えることができるのです。

デフォルト効果は、人間の意思決定に大きな影響を与える認知バイアスです。デフォルト効果を理解することで、より効果的な意思決定を行うことができます。

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