心理学用語

選好注視法(PL法)とは、乳児の視覚能力や認識能力を測定する方法です。乳児に2つの刺激を同時に提示し、どちらの刺激に長く注視するかを測定します。乳児が長く注視した刺激の方が、乳児にとって新しいものや興味深いものであると考えられます。

選好注視法は、1960年代にロバート・ファンツによって開発されました。ファンツは、乳児が生まれたときから、すでに世界をある程度認識していることを明らかにしました。例えば、乳児は、顔や人形などの刺激に長く注視する傾向があります。これは、乳児が人間の顔や人形に親しみを感じているためと考えられています。

選好注視法は、乳児の視覚能力や認識能力を測定するだけでなく、乳児の認知発達を研究するためにも用いられています。例えば、乳児が成長するにつれて、注視する刺激の種類や時間が変わっていくことが知られています。これは、乳児の認知能力が成長していくことを示しています。

選好注視法は、乳児の視覚能力や認知能力を測定する簡便で効果的な方法です。この方法を用いて、乳児の脳の発達や認知発達を研究することで、乳児の心の成長を理解することができます。

以下に、選好注視法の具体的な例をいくつか挙げます。

* 乳児に、顔と物体の絵を同時に提示し、どちらの絵に長く注視するかを測定する。

* 乳児に、縞模様の幅が異なる絵を同時に提示し、どちらの絵に長く注視するかを測定する。

* 乳児に、異なる色の絵を同時に提示し、どちらの絵に長く注視するかを測定する。

これらの例からわかるように、選好注視法は、乳児の視覚能力や認識能力を幅広く測定することができます。

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